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平成27年3月期(第99期)事業報告書 事業報告書 | IRライブラリー | 株主・投資家の皆様へ | アマノ

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全文

(1)

R E P O R T

A M A N O

証券コード 6436

Contents

株主の皆様へ 1

トップインタビュー 2 新中期経営計画 3

事業概況 4

連結財務諸表(要旨) 5

トピックス 7

ネットワーク 9

会社概要 10

株式の状況・株主メモ

事 業 報 告 書

平成26年4月1日 ~ 平成27年3月31日

99

(2)

株主の皆様には、平素より格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は、創業以来「人と時間」「人と環境」を企業テーマに掲げ、全事業活動の 座標軸を顧客満足におき、全ての社員がお客様の声を聞く「顧客第一主義」を基本方針 としております。また、株主の皆様にとって魅力ある企業であるために企業価値

(現在価値+将来価値)の最大化を図ることを経営の重点戦略としてまいりました。 平成26年4月よりスタートした新中期経営計画において、100年企業を目指した「新 たなステージへの挑戦」を経営コンセプトに掲げ、市場・プロダクトのグローバル展 開、総合提案ビジネスの拡大に取り組むとともに、徹底的な顧客ニーズの掘り起こし に注力し、原価低減、販管費抑制にも努めた結果、当期の連結業績は、売上高・利益 ともに増収増益となりました。

期末配当金につきましては、配当の基本方針に基づき、株主の皆様のご支援にお応 えするため、期初予定の1株当たり17円から6円増配し、1株当たり23円とさせて いただきました。これにより、既に実施いたしました中間配当金1株当たり15円とあ わせ、当期の年間配当金は1株当たり38円となります。

新年度の経営環境につきましては、わが国経済は、海外経済の不透明感はあるもの の、原油安・円安の影響を受けて企業収益の改善基調が持続するなか、設備投資は底 堅く推移し、また雇用・所得環境の良化傾向が個人消費の持ち直しにつながるなど、 景気回復の動きは継続するものと考えられます。

このような経営環境の中で、当社およびグループ各社は、新中期経営計画に基づき 全社一丸となって業績目標の達成に向けて、経営計画を着実に実行するとともに、更 なる経営基盤の強化・拡大を図る所存でございます。

株主の皆様におかれましては、何とぞ倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げ ます。

平成27年6月

■中間期(第2四半期) ■通期

財務ハイライト(連結)

120,000 100,000

60,000 80,000

40,000 20,000 0

12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0

12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0

8,000 7,000 6,000 5,000 3,000 4,000

2,000 1,000 96期 97期 98期 0

(単位:百万円)

売上高

96期 97期

(単位:百万円)

営業利益

96期 97期

(単位:百万円)

経常利益

96期 97期

99期 98期 99期 98期 99期 98期 99期

(単位:百万円)

当期純利益

5,917 5,917 88,146

88,146 90,29590,295 102,131 102,131

7,329 7,329

6,322 6,322

2,414 2,414

3,986 3,986

5,299 5,299

6,794 6,794 8,826

8,826 9,3579,357

7,768 7,768

9,423 9,423 10,18910,189 109,837

109,837

42,614

2,481 2,988 2,695 1,336

43,474 46,399

3,098 3,184 3,401

1,640 1,893 49,385

2,359 2,712 1,422

代表取締役社長

株主の皆様へ

To Our Shareholders

(3)

96期 97期

(単位:円)

1株当たり当期純利益

100.0 80.0 60.0 40.0 20.0 0 100.00

80.00 60.00 40.00 20.00

0 96期 97期

(単位:%)

配当性向

150,000 120,000

60,000 30,000

0 96期 97期

(単位:百万円)

総資産

120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000

0 96期 97期

98期 99期 98期 99期 98期 99期 98期 99期

(単位:百万円)

純資産

90,000 31.52

31.52

69.19 69.19

88.71 88.71

52.04 52.04

122,838 122,838 131,560131,560 109,476

109,476 83,48283,482 92,14892,148

76,718 76,718

17.45

73,271

82.5 82.5

43.4 43.4 42.842.8 50.0

50.0 24.72

21.42

103,989

79,955 72,773 114,526

104,544 103,477 103,477

18.57

84,017 120,793

72,191 72,191

Q1

当期の経営成績と主な成果についてお聞かせください。 当期におけるわが国経済は、海外経済が米国などの先進国を 中心に持ち直し、原油安・円安が続く中、企業収益の改善を 背景に設備投資は増加傾向にあり、また、政府の経済対策に よる下支えもあり、雇用・所得環境の改善により個人消費も底堅く 推移しており、景気は消費増税後の落ち込みから緩やかな回復基調 にあるものと考えられます。

このような状況下、平成27年3月期連結売上高は、1,098億37百 万円(前期比7.5%増)となりました。事業部門別では、情報システ ムは、国内は企業の情報関連投資が引き続き増加傾向にあり増収、 海外は為替の影響もあり増収、全体では前期比2.5%の増収となりま した。パーキングシステムは、国内は中小規模のシステム物件およ び駐輪場システム物件の受注増加、駐車場運営受託事業の堅調な推 移により増収、海外は北米・欧州・アジアともに増収、全体では前 期比6.2%の増収となりました。環境システムは、国内は汎用機・大 型システムともに受注が拡大し増収、海外はアジア市場を中心に日 系企業の設備投資が堅調に推移し増収、全体では前年同期比13.7% の増収となりました。

利益につきましては、主に環境システムの増収効果により増益と なり、営業利益は93億57百万円(前期比6.0%増)、経常利益は101 億89百万円(前期比8.1%増)となりました。また、当期純利益は欧 州の子会社売却による特別利益の計上や北米の業績回復による繰延 税金資産に関わる引当金の取り崩しもあり67億94百万円(前期比 28.2%増)となりました。

Q2

平成28年3月期の通期計画についてお聞かせください。 わが国経済が緩やかな回復基調にある中、経営環境は総じて 好転していることを踏まえて、昨年5月8日に発表した新中期 経営計画の当初計画を見直し、売上高1,200億円、営業利益 113億円、経常利益117億円、当期純利益(※)73億円といたしました。 新年度は、売上高のみならず、利益面についても過去最高の更新を目 指したチャレンジャブルな計画としています。

国内では、情報システムは、中小市場には就業・給与・人事に入室 を加えたトータル提案を一層強化し、ソフトウェアの売上拡大を図っ てまいります。中堅市場には就業システムと人事給与・会計ソフトの セット販売に注力し「ミニERPベンダー」を目指した業容拡大に取り 組んでまいります。

パーキングシステムは、大手駐車場管理会社との連携を一層強化 するとともに、中小駐車場管理会社には駐車場データセンターを介し た各種サービスを提供し、「パーキングファシリティ サービスプロバ イダー」を目指してまいります。また、セキュリティゲートや有料道路・ 駐輪場等の販売推進強化により事業領域拡大を図ってまいります。

環境システムは、汎用機を中心とした需要の取り込みを更に強化 し、安定的な成長が見込まれる製薬・食品・化粧品市場での拡販を図 ってまいります。また、産業機器メーカーとの連携などによるエンジ ニアリング力の強化と周辺装置を含めたトータル販売に取り組み、「グ ローバルエンジニアリング マルチベンダー」を目指してまいります。 海外は、北米ではアマノマクギャン社の新システム提案活動の強 化、アキュタイムシステムズ社のクラウドサービス展開、アマノパイ

A1 A2

第99期事業報告書をお届けするにあたり、代表取締役社長 中島泉へのインタビューを通して

当社の現状と今後の取り組みをご説明いたします。

2

(4)

(単位:百万円)

平成27年3月期(実績) 平成28年3月期 平成29年3月期

金額 前年比 金額 前年比 金額 前年比

109,837 7.5% 120,000 9.3% 130,000 8.3%

営 業 利 益 9,357 6.0% 11,300 20.8% 13,000 15.0%

営 業 利 益 率 8.5% 9.4% 10.0%

経 常 利 益 10,189 8.1% 11,700 14.8% 13,600 16.2%

当 期 純 利 益 6,794 28.2% 7,300 7.4% 8,300 13.7%

Q3

新中期経営計画の進捗状況について お聞かせください。

新中期経営計画は、「新たなステージへの挑戦−規模の 拡大と成長ドライブの構築−」を経営コンセプトとして 掲げてスタートいたしました。

現在、国内外グループ会社との連携により、新市場開拓や新 規事業構築に取り組んでおります。新市場開拓については、北 米で昨年新たに事業領域に加わった木材床研磨機器事業の事業 基盤強化・業容拡大を図ってまいります。また、今後も日系企 業の進出が見込まれる中南米では自動車関連企業を中心とした 汎用機の拡販を推進するべく、拠点開設を視野に準備を進めて おります。

新規事業構築については、財務会計市場参入は、昨年4月に 専門部隊を設け、株式会社クレオとの連携に取り組んでまいり ました。今後も中堅・大規模企業向け市場での就業・人事・給 与・会計のコンサルティング営業の強化により、情報システム の売上拡大を目指してまいります。また、一昨年より開始して おりますネットビジネスの更なる取り組みも強化してまいりま す。今後も新規事業の立ち上げ、新市場開拓やアライアンス戦 略を通じて、一層の業容拡大を図ってまいります。

A3

基本方針

平成26年4月よりスター卜した新中期経営計画は、100年企 業を目指した「新たなステージへの挑戦」を経営コンセプ卜と して掲げ、次の4つの重要課題に取り組んでまいります。

(1)企業規模の拡大

(2)経営効率の向上

(3)連結経営の強化

(4)コーポレートガバナンスの進化

数値計画

本計画の最終年度である平成29年3月期に売上高1,300億円以上、営業利益130億円以上の業績達成を目指してまいります。 オニアエクリプス社の木材床研磨機器部門の事業基盤強化を図

ってまいります。また、北米・中南米における自動車関連企業へ の汎用機の拡販も進めてまいります。欧州ではフランスのホロク オルツ社の欧州他地域への市場拡大を目指してまいります。アジ アでは駐車場運営受託事業の更なる拡大、および、環境システ ムのエンジニアリング力、販売・サービス体制を強化するととも に、現地調達・組立の拡大によるコスト競争力の向上を図ってま いります。

※:平成28年3月期より「親会社株主に帰属する当期純利益」を指します。

新中期経営計画

Business Plan

(5)

環境システム

(前期比13.7%  )

97 期 98 期 99 期 97 期 98 期 99 期

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

9,24019,331 10,44422,979 23,558

1,9383,996 1,9164,087 4,100

20,08042,207 22,114 23,551

48,808 51,817

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

8,61917,385 8,087 8,732

18,157 20,639

0 20,000 10,000 30,000 40,000 60,000 50,000 0 10,000 5,000 15,000 20,000 25,000

0 2,000 4,000 6,000

0 10,000 5,000 15,000 25,000 20,000

0 4,000 2,000 6,000 8,000 10,000

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

3,5947,374 3,836 4,392

8,097 9,72010,7501,957

国内実績は、前年同期に比べ、汎用機は12.8%増収、大型システムは19.4%増 収、メンテ・サプライは1.0%増収となりました。

海外の実績は、アジア市場を中心に日系企業の設備投資が堅調に推移し増収、海 外全体では27.2%増収となりました。

国内実績は、前年同期に比べ、ハードウェアは5.1%増収、ソフトウェアは6.7% 減収、メンテ・サプライは3.1%増収となりました。ハードウェアの増収は、大 型物件受注および入室システムの増加によるもので、ソフトウェアの減収は、 WindowsXPの買い換え需要や消費増税前の駆け込み需要反動の影響によるもの です。

海外の実績は、北米のアキュタイムシステムズ社は減収、欧州のホロスマート社 は為替の影響もあり増収となり、海外全体では3.5%増収となりました。

国内実績は、前年同期に比べ、清掃機器は14.7%減収、メンテ・サプライは0.2

%減収、清掃受託サービスは0.5%減収となりました。

海外の実績は、北米は当期新たに事業領域に加わった木材床研磨機器事業が寄与 し増収、海外全体では94.0%増収となりました。

国内実績は、前年同期に比べ、駐車場機器は1.7%増収、メンテ・サプライは1.9

%減収となりました。なお、グループ会社アマノマネジメントサービス株式会社 による運営受託事業は順調に拡大しており、受託車室数は前期末比10.4%増加い たしました。

海外の実績は、北米のアマノマクギャン社は新システム投入により増収、欧州は アジア・オセアニア地域での受注拡大により増収、アジア地域では韓国は為替の 影響もあり増収となり、海外全体では16.8%増収となりました。

売上高

20,639

百万円

クリーンシステム

97 期 98 期 99 期 97 期 98 期 99 期

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

9,24019,331 10,44422,979 23,558

1,9383,996 1,9164,087 4,100

20,08042,207 22,114 23,551

48,808 51,817

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

8,61917,385 8,087 8,732

18,157 20,639

0 20,000 10,000 30,000 40,000 60,000 50,000 0 10,000 5,000 15,000 20,000 25,000

0 2,000 4,000 6,000

0 10,000 5,000 15,000 25,000 20,000

0 4,000 2,000 6,000 8,000 10,000

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

3,5947,374 3,836 4,392

8,097 9,72010,7501,957

(前期比20.1%  ) 売上高

9,720

百万円

情報システム

97 期 98 期 99 期 97 期 98 期 99 期

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

9,24019,331 10,44422,979 23,558

1,9383,996 1,9164,087 4,100

20,08042,207 22,114 23,551

48,808 51,817

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

8,61917,385 8,087 8,732

18,157 20,639

0 20,000 10,000 30,000 40,000 60,000 50,000 0 10,000 5,000 15,000 20,000 25,000

0 2,000 4,000 6,000

0 10,000 5,000 15,000 25,000 20,000

0 4,000 2,000 6,000 8,000 10,000

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

3,5947,374 3,836 4,392

8,097 9,72010,7501,957

(前期比2.5%  ) 売上高

23,558

百万円

国内実績は、前年同期に比べ、標準機は2.3%増収、サプライ品は6.2%減収とな りました。

海外の実績は、アジアは低調なるも北米、欧州は増収となり、海外全体では3.9

%増収となりました。

時間管理機器

(前期比0.3%  ) 売上高

4,100

百万円

97 期 98 期 99 期 97 期 98 期 99 期

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

9,24019,331 10,44422,979 23,558

1,9383,996 1,9164,087 4,100

20,08042,207 22,114 23,551

48,808 51,817

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

8,61917,385 8,087 8,732

18,157 20,639

0 20,000 10,000 30,000 40,000 60,000 50,000 0 10,000 5,000 15,000 20,000 25,000

0 2,000 4,000 6,000

0 10,000 5,000 15,000 25,000 20,000

0 4,000 2,000 6,000 8,000 10,000

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

3,5947,374 3,836 4,392

8,097 9,72010,7501,957

パーキングシステム

97 期 98 期 99 期 97 期 98 期 99 期

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

■中間 ■期末 (単位:百万円)

9,24019,331 10,44422,979 23,558

1,9383,996 1,9164,087 4,100

20,08042,207 22,114 23,551

48,808 51,817

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

8,61917,385 8,087 8,732

18,157 20,639

0 20,000 10,000 30,000 40,000 60,000 50,000 0 10,000 5,000 15,000 20,000 25,000

0 2,000 4,000 6,000

0 10,000 5,000 15,000 25,000 20,000

0 4,000 2,000 6,000 8,000 10,000

97 期 98 期 99 期

■中間 ■期末 (単位:百万円)

3,5947,374 3,836 4,392

8,097 9,72010,7501,957

(前期比6.2%  ) 売上高

51,817

百万円

日本 69.2%日本

北米 13.5%北米 アジア 10.4%アジア

欧州 6.9%欧州

所在地別売上高 構成比 情報システム

21.5% 時間管理機器

3.7%

パーキングシステム 47.2% 環境システム

18.8%

クリーンシステム 8.8%

事業別売上高 構成比

4

事業概況

Segment Information

(6)

(H26.3.31)第98期 (H27.3.31)第99期

資産の部

❶流動資産 74,771 81,633

❷固定資産 48,066 49,926 有形固定資産 24,244 24,021 無形固定資産 10,355 12,279 投資その他の資産 13,465 13,625 資産合計 122,838 131,560

第98期H25.4. 1〜H26.3.31

) (

第99期H26.4. 1〜H27.3.31

❻売上高 102,131 109,837 売上原価 57,840 62,221 売上総利益 44,290 47,616 販売費及び

一般管理費 35,464 38,259

❼営業利益 8,826 9,357

営業外収益 729 980

営業外費用 132 148

❽経常利益 9,423 10,189

(H26.3.31)第98期 (H27.3.31)第99期

負債の部

❸流動負債 28,976 30,980

❹固定負債 10,378 8,431 負債合計 39,355 39,411 純資産の部

株主資本 86,778 92,123 その他の包括利益累計額 △3,718 △350

少数株主持分 422 375

❺純資産合計 83,482 92,148 負債純資産合計 122,838 131,560

第98期H25.4. 1〜H26.3.31

) (

第99期H26.4. 1〜H27.3.31

特別利益 50 393

特別損失 174 274

税金等調整前

当期純利益 9,299 10,307 法人税等 3,878 3,366 少数株主損益調整前

当期純利益 5,420 6,941

少数株主利益 121 146

❾当期純利益 5,299 6,794

連結貸借対照表

(単位:百万円)

連結損益計算書

(単位:百万円)

Point ❶ 流動資産 受取手形及び売掛金  42億77百万円増加 原材料及び貯蔵品  13億58百万円増加 Point ❷ 固定資産 事業譲受けに伴うのれん等  20億51百万円増加

Point ❻ 売上高 パーキングシステム、環境 システム及びクリーンシス テムを中心に伸長し、売 上高は前年同期比7.5%の 増収となりました。 Point ❼ 営業利益 販売費及び一般管理費は 増加したものの、増収効 果もあり、営業利益は前 年同期比6.0%の増益と なりました。

Point ❽ 経常利益 受取配当金の増加及び為 替差益の計上等により、 経 常 利 益 は 前 年 同 期 比 8.1%の増益となりました。

連結財務諸表(要旨)

Consolidated Financial Statements

(7)

第98期H25.4. 1〜H26.3.31

) (

第99期H26.4. 1〜H27.3.31

少数株主損益調整前当期純利益 5,420 6,941

その他の包括利益合計 4,174 3,414

その他有価証券評価差額金 258 958

為替換算調整勘定 3,880 2,442

退職給付に係る調整額 ― △10

持分法適用会社に対する持分相当額 35 22

包括利益 9,594 10,355

(内訳)

親会社株主に係る包括利益 9,417 10,162

少数株主に係る包括利益 177 192

第98期H25.4. 1〜H26.3.31

) (

第99期H26.4. 1〜H27.3.31

❿営業活動によるキャッシュ・フロー 11,035 7,518

投資活動によるキャッシュ・フロー △6,081 △6,519

⓬財務活動によるキャッシュ・フロー △780 △2,969

現金及び現金同等物に係る換算差額 881 719

現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 5,054 △1,250

現金及び現金同等物の期首残高 26,587 31,674

新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 ― 102

非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 32 ―

現金及び現金同等物の当期末残高 31,674 30,526

連結包括利益計算書

(単位:百万円)

連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円)

Point ❹ 固定負債 退職給付に係る負債  16億43百万円減少 Point ❸ 流動負債 その他(未払消費税等)  15億3百万円増加 支払手形及び買掛金  10億59百万円増加

Point ❾ 当期純利益 子会社株式売却益の計上 や北米の業績回復による 繰延税金資産に関わる引 当金の取り崩しにより、 当期純利益は前年同期比 28.2%の増益となりま した。

Point ⓬ 財務CF 配当金の支払額  24億50百万円 Point  投資CF 有形固定資産の取得による支出  22億38百万円

事業譲受による支出  20億44百万円

無形固定資産の取得による支出  17億38百万円

Point ❿ 営業CF 税金等調整前当期純利益  103億7百万円 減価償却費  41億37百万円 法人税等の支払額  45億85百万円 Point ❺ 純資産 株主資本 53億44百万円増加 為替換算調整勘定  24億10百万円増加

6

(8)

2.パーキングシステム

駐輪場システム需要拡大!

グローバル展開加速

自転車やバイクの駐輪場は、ここ数年、街づく りの一環としての駐輪場整備から、大型商業施設 や駐車場管理会社のサイクルコインパーキング、 鉄道事業者による沿線駐輪場の機械化整備へと拡 大しています。アマノは駐車場システムで培った ノウハウを駐輪場システムにも活かし、データセ ンターサービス「Parking Web」を中核として、 利用状況の一元管理や機器の稼動監視、運営受 託、交通系ICカードを含めた多様な決済への対応 等、更なるサービスの拡充に取り組んでまいりま す。

また、グローバルな展開も進んでいます。北米 では、新システム「OPUSシリーズ」が導入ユー ザーからの評価も高く受注が好調です。欧州でも、 低価格バーコードシステム「Xparc」の受注が好 調で、アジア・オセアニア地域での受注が拡大し ています。東南アジアでは、日本製のローエンド バーコードシステムの販売を進めています。これ からも、グループ一体となったグローバル展開を 加速し、事業の業容拡大を目指してまいります。 1.情報システム

中堅市場向けシステム「TimePro-VG」販売拡大

小規模企業向け新製品投入!

中堅市場向け就業情報システム「TimePro-VG」 が、平成25年7月の発売以来、多くの企業に採 用 い た だ き 順 調 に 受 注 が 拡 大 し て い ま す。

「TimePro-VG」は、長時間労働に対するアラー ト機能をはじめ、導入企業の要求に応えるきめ細 やかな集計・設定、充実のサポートサービス等、 高い評価をいただいています。今後は「ミニERP ベンダー」として、平成25年3月に資本参加し たクレオ社の「ZeeM人事給与」および「ZeeM 会計」との連携を強化し、就業から人事給与・会 計までのトータル提案を本格化してまいります。 また、平成26年10月にパソコン集計ソフト付 タイムレコーダー「TimeP@CK」をフルモデル チェンジし、新発売いたしました。タイムカード に対する小規模企業のニーズも多様化が進み、複 数管理・シフト数の増加・変形労働時間制やフレ ックス勤務対応等、様々な機能強化を図っていま す。製造業、サービス業・小売業をはじめとして、 多様な業種への販売を拡大してまいります。

Parking Systems

Information Systems

パソコン集計ソフト付タイムレコーダー「TimeP@CKⅢ」

トピックス

Topics

(9)

Cleaning Systems

Environmental Systems

4.クリーンシステム

クリーンシステムの業容拡大!

清掃ロボット、木材床研磨機器

国内では、清掃コスト削減の動きが継続する一 方、清掃作業員の高齢化や未経験者の増加が進む なか、作業の効率化と品質向上を両立する清掃ロ ボットのニーズが高まっています。平成26年3月 に新発売したロボット洗浄機「SE-500iX」は、大 型商業施設や空港等、ローコストで美観維持を追 求するお客様に採用いただいています。平成26年 11月に開催された国内初の施設メンテナンス・清 掃サービス専門展「クリーンEXPO 2014」にお いて、清掃ロボットが来場者の注目を集めました。 今後、更なる機能強化、新製品の発売を通じて、 清掃ロボット市場の拡大に取り組んでまいります。 海外では、北米において、平成26年3月に新た に事業領域に加わった木材床研磨機器事業の業績 が順調に推移し、連結ベースでのクリーンシステ ムの業績に大きく寄与しました。これからも、取 扱商品の拡充やケミカル商品とのセット販売を推 進し、更なる業容拡大を目指してまいります。 3.環境システム

オイルミストコレクター新製品投入!

海外進出企業への需要取り込み強化

汎用機、大型システムの販売が好調に推移する なか、平成26年11月に電気集塵式オイルミスト コ レ ク タ ー「EM-8eⅡ 」 を 新 発 売 し ま し た。

「EM-8eⅡ」は、当社従来機と比較して大きさ・ 重さを3分の2程度にコンパクト化し、また、吸 引性能を向上させつつ、消費電力は半分にいたし ました。さらに、汚れにくい電極等の高い安定性 と安全性も実現しています。今後、国内外の自動 車部品、金型等の金属加工の多い製造工場への拡 販を推進してまいります。

また、国内製造業の海外進出は、中国・東南ア ジアから北米・中南米へと拡大しています。海外 案件を確実に取り込むため、エンジニアリング機 能を備えた海外拠点の整備・拡充に取り組み、現 地調達・組立によるコスト競争力の向上を図って まいります。特に、今後一層の日系企業進出が見 込まれるメキシコでは、新たな拠点開設を視野 に、国内営業本部と商品事業部、現地法人との連 携強化を進めてまいります。

クリーンEXPO 2014 アマノブース 電気集塵式オイルミストコレクター「EM-8eⅡ」

8

(10)

Global Network

• TOPICS •

アジア地域のグループ各社が、業績に貢献しています。パーキングシステムは、韓国および新た に設立した香港での駐車場運営受託事業が好調に推移し、マレーシアを中心にシステム受注も拡大 しました。環境システムは、中国・タイ・インドネシアなどで日系企業の設備投資増加に伴い、汎用 機・大型システムの受注が堅調に推移しました。今後、現地生産、調達・組立の拡大に取り組み、更 なる業績向上を図ってまいります。

また、平成27年1月にフィリピン支店を開設しました。情報システムと環境システムを中心にフ ィリピン国内での業容拡大を目指します。これからも、現地拠点を通じた販売活動を更に強化し、 アジア地域の事業基盤の拡充を図ってまいります。

アジア地域の業績堅調!

現地調達・組立拡大によりコスト競争力向上

韓国 駐車場システム設置例 AMANO EUROPE HOLDINGS, N.V.

AMANO EUROPE, N.V.

AMANO TIME & PARKING SPAIN SA HOROSMART, S.A.

HOROQUARTZ, S.A.

HOROQUARTZ, MAROCCO, S.A. AMANO PARKING EUROPE, N.V.

AMANO MALAYSIA SDN. BHD. AMANO THAI INTERNATIONAL CO., LTD. AMANO TIME&AIR SINGAPORE PTE. LTD PT. AMANO INDONESIA

AMANO USA HOLDINGS, INC. AMANO CINCINNATI, INC. AMANO CINCINNATI CANADA, INC. ACI OHIO FACTORY

AMANO McGann, INC.

AMANO PIONEER ECLIPSE CORPORATION ACCU-TIME SYSTEMS, INC.

ACCU-TECH SYSTEMS, LTD. AMANO KOREA CORPORATION

安満能国際貿易(上海)有限公司 安満能軟件工程(上海)有限公司 安満能(上海)機電設備有限公司 AMANO PARKING SERVICE LTD.(香港)

アマノ株式会社 本社

ネットワーク

Network

(11)

Domestic

Network

東北・北海道

関 東

東 京 神奈川・静岡

信 越 北 陸 近 畿 中 部 中国・四国

九 州

社       名 アマノ株式会社 AMANO Corporation 本 社 所 在 地 〒222-8558

神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地 T E L 045-401-1441(代表)

F A X 045-439-1120

ホームページ http://www.amano.co.jp/ 創       業 1931年(昭和6年)11月3日 設       立 1945年(昭和20年)11月22日

資   本   金 182億3,958万円(平成27年3月31日現在) 従 業 員 数 連結 4,383名 単独 1,999名(平成27年3月31日現在) 営 業 品 目 企画・設計・製造・販売・施工・メンテナンス

●情報システム事業

●パーキングシステム事業

●環境システム事業

●クリーンシステム事業

●アウトソーシング事業

●時刻配信・認証サービス事業

役 員

平成27年6月26日現在

代 表 取 締 役 会 長 春 田   薫 代 表 取 締 役 社 長 中 島   泉 取締役 兼 常務執行役員 小 山   稔 取締役 兼 常務執行役員 白 石   弘 取締役 兼 常務執行役員 上 野   亨 取締役 兼 常務執行役員 寺 崎   功 取 締 役 兼 執 行 役 員 赤 木   毅 取 締 役 兼 執 行 役 員 笹 谷 康 博 取締役(社外取締役) 岸     勲 取締役(社外取締役) 川 島 清 嘉 常 勤 監 査 役 中 田 直 樹 常 勤 監 査 役 山 口 治 彦 監査役(社外監査役) 佐 藤 佳 志 監査役(社外監査役) 糸 長 丈 秀 常 務 執 行 役 員 小 堀 健 司 常 務 執 行 役 員 野 川 文 吾

執 行 役 員 井 原 邦 弘

執 行 役 員 米 澤   実

執 行 役 員 新 保 龍 雄

執 行 役 員 森 田 正 彦

執 行 役 員 田   明 眞

執 行 役 員 近 藤 哲 弘

執 行 役 員 中 黒   淳

※取締役岸 勲、川島 清嘉の両氏は社外取締役です。

※監査役佐藤 佳志、糸長 丈秀の両氏は社外監査役です。

支店・営業所

東北・北海道営業本部 札幌/盛岡/秋田/仙台/山形/郡山 関東営業本部 大宮/宇都宮/高崎/水戸/埼玉 東京営業本部 東京/品川/新宿/西東京/錦糸町/千葉/柏 信 越 営 業 部 長野/新潟/長岡/諏訪

神奈川・静岡営業本部 神奈川/横浜/厚木/藤沢/沼津/静岡/浜松 中部営業本部 名古屋/豊田/豊橋/四日市/岐阜 北 陸 営 業 部 金沢/富山

近畿営業本部 大阪/京都/神戸/東大阪/堺/姫路 中国・四国営業本部 広島/岡山/松江/山口/高松/松山/高知 九州営業本部 福岡/北九州/長崎/熊本/鹿児島/沖縄

国内グループ会社

アマノ マネジメントサービス株式会社 アマノ メンテナンス エンジニアリング株式会社 アマノ ビジネスソリューションズ株式会社 株式会社環境衛生研究所

アマノ武蔵電機株式会社 株式会社アマノエージェンシー 生産拠点相模原事業所

細江事業所

10

会社概要

Corporate Data

(12)

決 算 期 毎年3月31日 定時株主総会 毎年6月 基 準 日 毎年3月31日

その他必要ある場合は、あらかじめ公告します。 期 末 配 当 金

支 払 基 準 日 毎年3月31日 中間配当金支

払 基 準 日 毎年9月30日 株主名簿管理人

特 別 口 座 の

口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社

同 連 絡 先 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部

〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 電話 (0120)232-711(通話料無料) 公告掲載新聞 日本経済新聞

本社/〒222-8558

横浜市港北区大豆戸町275番地 TEL.(045)401-1441(代表) FAX.(045)439-1120

所有者別株式分布状況

発 行 可 能 株 式 総 数 185,476,000株 発 行 済 株 式 の 総 数 76,657,829株 株 主 数 13,637名

株式情報 (平成27年3月31日現在) 大株主の状況(上位10名)

株主名 持株数(千株) 持株比率(%) 公益財団法人天野工業技術研究所 6,071 7.92 Northern Trust Co. (AVFC) Re Silchester

International Investors International Value Equity 5,486 7.16 第一生命保険株式会社 4,000 5.22 株式会社みずほ銀行 3,824 4.99 日本生命保険相互会社 3,743 4.88 Northern Trust Co.(AVFC) Re U.S.

Tax Exempted Pension Funds 3,173 4.14 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 2,553 3.33 東京海上日動火災保険株式会社 2,448 3.19 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 2,274 2.96 株式会社三菱東京UFJ銀行 2,100 2.74

(注) 持株比率は、自己株式を控除して計算しております。 金融機関 37.18%

(28,500千株) 金融機関 37.18%

(28,500千株)

外国法人等 33.44%

千株)

外国法人等 33.44%

(25,633千株) 個人・その他 

千株)

個人・その他 18.18%

(13,937千株)

法人 

千株)

法人 11.11%

(8,521千株)

自己株式 0.09%

(66千株) 自己株式 0.09%

(66千株)

当社ホームページでは、会社情報、投資家情 報など、さまざまな情報を掲載しております。 ぜひご覧ください。

http://www.amano.co.jp/

(ご注意)

1. 株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開設されてい る口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社 等にお問合せください。

株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)ではお取り扱いできませんのでご注意ください。 2. 特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管

理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関(三菱UFJ信託銀行)にお問合せ ください。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。

3. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。

株式の状況

Stock Information

株主メモ

Memo

参照

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